からだブログ&今週の一言

フレイル、ロコモティブシンドローム、サルコペニアとは

フレイル、サルコペニア、ロコモとは

フレイル(虚弱)とは

3項目以上該当するとフレイル、1または2項目だけの場合にはフレイルの前段階であるプレフレイルと判断します。

  • 筋力の衰え
  • 歩行速度の低下
  • 活動量の低下
  • 疲れやすい:何をするのも面倒だと週に3-4日以上感じる=ロコモ
  • 体重の減少:意図しない年間4.5kgまたは5%以上の体重減少

みんなの介護
「高齢者がかかりやすい病気と、知っておきたい医療ケア」より

ロコモティブシンドロームとは

ロコモティブシンドローム(locomotive syndrome)とは、2007年に日本整形外科学会によって新しく提唱された概念で「運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態 」のことを表します。
略称は「ロコモ」、和名は「運動器症候群」と言われます。
運動器とは、身体を動かすために関わる組織や器管のことで、骨・筋肉・関節・靭帯・腱・神経などから構成されています。

サルコペニアとは

サルコペニアとは、加齢や疾患により、筋肉量が減少することで、握力や下肢筋・体幹筋など全身の「筋力低下が起こること」を指します。
または、歩くスピードが遅くなる、杖や手すりが必要になるなど、「身体機能の低下が起こること」を指します。

まとめるとこのようになります。

フレイル