からだブログ&今週の一言

産後にパンツが入らずO脚にも、

ご来院のきっかけ

33歳 女性(OL)
産後(産後1年経過)に今まではいていたパンツがはけなくなった。
お尻のところで引っかかる感じがする。
それ以外にもともと腰痛、頭痛あり。O脚も気になる。
歩いているとスカートがクルクル回る。

お体の状態

普通に立った状態でひざとひざの間に指が3本入るくらいのO脚。
骨盤は正面から見たら左方向へのずれと左に回ってみえ、骨盤が前傾してみえる。

施術プラン

現在の骨盤のみならず、体全体とO脚の状態、骨盤そのものは本当は開いたり歪んだりはせず、姿勢全体のバランスであることを御理解いただき、施術を通しての筋肉、関節の調整のみならず、体操、姿勢、歩き方の改善を含めて施術を進める。

経過

  • 1回目:施術後、O脚の改善体操行う。指3本分開いていたO脚が2本分になる。 体操の継続を指導する。
  • 2回目(3日目):施術後のもみ返しはなかった。腰部、股関節の固さが目立つのでそれらをふくめた骨盤まわりの調整をさらに行う。O脚は1.5本分に
  • 3回目(7日目):腰痛、頭痛あり。股関節の固さがきついので新たな体操メニューを加える。O脚は1本分に。姿勢の改善に取り組む。
  • 4回目(11日目):腰痛、頭痛はある程度緩和された。O脚は1本分。
  • 5回目(14日目):頭痛が緩和され、痛みはほとんどなかった。股関節のトレーニング及び体操を継続。歩き方の改善を取り入れる。O脚は1本弱に。
  • 6回目(18日目)~現在: 歩き方の改善を継続しつつ、腰痛、頭痛も疲れがたまると出てくるので仕事、子育てと忙しいため時間が出来たらお電話いただき、2週間から1ヶ月に一度のペースでメンテナンスを継続中。

産後のお手入れ、ケアについて

  • 骨盤が開いたままだから、産後にパンツが入らない、
  • 骨盤が歪んだから腰痛やお尻が痛い、

などなど、週刊誌やインターネットを見たら産後1カ月以内に矯正しないと大変なことになると産後ママをあおっている記事がたくさん掲載されております。

産後についての正しい知識を知った上で産後のお手入れ、ケアをすることをお勧めいたします。

☆いわゆる産褥期が終わるまでは整体などに通うことはお勧め致しません。
産後の産褥期(さんじょくき:出産をした女性の身体が、ほぼ妊娠前の状態まで復帰する期間)は子宮が回復する期間です。
この期間に不正出血(晩期産褥出血)や子宮の回復が何らかの理由により遅れる(子宮復古不全)場合があります。
産褥期が終わり、産科医のご同意を得てから整体院にかかるようにしましょう。

https://tsunashima-seitai.com/syoujyou/kotsuban